思い立って、再度牧水記念館に行きました。曲がりの多い宗太郎峠を越えると河幅が広がり視界も開けます。早速
山一つ緑陰として日向あり 桃潤
初夏の山の深さ、青さが体に沁み込んできます。鮎の解禁は六月からで、今回は養殖で我慢します。
数本の初夏の川を跨いで、峪に深く入れば記念館です。牧水の生家は川を挟んであり、既に裸で水遊びする子供をみました。手作りの蕎麦と缶ビールで昼食です、川風が心地よい。
故郷の尾鈴の山のかなしさよ秋も霞のたなびきてあり 牧水
生家の裏山の牧水が悩み座した大石に刻んであります。記念館は私と友人お他一人です。
生い立ち、早稲田での交遊、作品の解説がある。充分に楽しめる。牧水は、自己を知り、人生を知るために詩を作ったのだ。
幾山河越え去り行かば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく 牧水
二十二歳にして既にこの歌ができたのだ。私としては、
かんがえて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆうぐれ 牧水
に大いに共感する。
続きは次回
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大分・別府で患者さんの信頼を第一に考えたて治療する友岡歯科からのお知らせです
日向行(若山牧水記念館)
日時:5 27, 2009 AM 11:23
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