2日目はホーチミン市内の障害者の施設。
狭い路地に何度か間違えて入りこみ、立ち往生すること数回。ようやく辿り着いたのは日本の保育園を思わせる施設。知的、肉体的障害を持つ4歳から15歳までの子どもたちが入所したり、通園したりしている。親のいない子も多い。前日とは違い、検診ですら抵抗する子どもと格闘である。それでも怖がる小さな子を年上の子がなだめて助けてくれ、最初は嫌がっていた子どもが自分で口を開けるようになる。ここに入所している子どもたちは人と触れ合うことがうれしくてたまらないようである。治療が終わった後はいくらかの達成感を感じていることもあって積極的にこちらに近づいてくる。同行した生意気盛りの中学3年生の息子を4歳の女の子が気にいったようで帰る間際までそばにいて、別れのチューをしたいと言ったそうである。末っ子のせいか元来小さい子どもが好きであるが、普段見せない素直さと生き生きした表情でベトナムの子どもたちと接してくれたのが親としてはうれしかった。
道端に放置された生ごみ、無数のバイクが吐き出す排気ガス、香草、ドリアン、解体された肉、人々の汗、湿度の多い空気、すり、ぼったくりレストラン、無愛想な店員、いい加減な役人、道路にできた大きな水溜り等々で身も心も消耗してしまうが、帰りの機内ではもう次回の構想をねっている。
![友岡歯科エントリータイトル](../../img/mt/entry.jpg)
大分・別府で患者さんの信頼を第一に考えたて治療する友岡歯科からのお知らせです
2008ベトナム診療記~その2
日時:12 18, 2008 AM 08:32
![友岡歯科案内](../../img/index/t_map.jpg)